お寺の夏休み
詩・曲 北條不可思/ほうじょうふかし
僕は小さな寺の長男坊 夏休みに家族のみんなで
旅行なんてしたことがない お盆でお寺は忙しい
友達はお盆に里帰り 父さんは汗だくでお盆のお参り
僕は弟と川遊び 毎日これではつまらない
夏休みの一番最後の日 声が枯れてた父さんが
街のはずれの小さな 動物園に連れてってくれた
やっとのことで書けました 夏休みの宿題絵日記帳
たった一日だったけど 暑くてやさしい夏休み
今は僕も汗だくで お盆参りを勤めます
セミの声を聞くたびに 思い出すのは夏休み
一緒に両手を合わせてる お孫さんは夏の絵日記に
衣をつけたこの僕を 思い出として書いてくれるかな
暑い夏の思い出が終わると
西に陽が沈む やがて彼岸花が咲きます
暑い夏の思い出が終わると
西に陽が沈む やがて彼岸花が咲きます
copyright 1986 FUKASHI HOJO
copyright 2008 Special JION Music